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「玉掛け」特別教育・技能講習の違いをわかりやすく解説します!

玉掛けとは?




玉掛けとは建設現場、倉庫などでクレーンを扱う作業時に「フックに吊り荷を掛ける・外ずす」作業を指しています。安全性を損なう玉掛けの作業をしてしまうと、重い吊り荷が落下してしまい、玉掛け作業をしている方が怪我をするなど事故のリスクが高くなってしまいます。クレーンを扱う作業において適切な玉掛け作業をすることは非常に重要です。



玉掛け作業はクレーンを操作する人とのコミュニケーションが大切!


玉掛け作業をするうえで安全性や確認が不足していると吊り荷が落下して労働事故が発生する危険性があります。専門的な知識を学べる講習を受講して、資格を取得した玉掛け作業者が、クレーンを操作する人とのコミュニケーションを取ることで、安全な玉掛け作業を実施することができます。



玉掛け特別教育・技能講習の資格を持つことで活躍できる現場


玉掛け特別教育・技能講習の資格を持つことで活躍できる現場は、建設現場、倉庫などのようなクレーンで重い荷物を上げたり、下ろしたりする現場が中心になります。



特別教育とは


特別教育とは、労働安全衛生法で定められたの危険・有害性を伴う業務に労働者をつかせる場合に行う必要がある特別な教育です。


労働安全衛生法(第59条3項)では「事業者は、危険又は有害な業務で、厚生労働省令で定めるものに労働者をつかせるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行なわなければならない。」と定められています。


特別教育が必要とされている定められた危険・有害性を伴う業務とは労働安全衛生規則第36条「特別教育を必要とする業務」に規定されていて、クレーン、フォークリフトなど小型車両系建設機械の運転、アーク溶接、酸素欠乏危険作業など49種類の業務です。




技能講習とは


技能講習とは、重量が重い、大きい機械を操作するなどの特別教育よりも危険・有害性がさらに大きい業務に労働者をつかせる場合に修了する必要がある講習です。


労働安全衛生法(第61条1項)では「事業者は、クレーンの運転その他の業務で、政令で定めるものについては、都道府県労働局長の当該業務に係る免許を受けた者又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う当該業務に係る技能講習を修了した者その他厚生労働省令で定める資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならない」と定められています。


技能講習が必要とされている定められたクレーンの運転その他の業務とは、玉掛け技能講習、フォークリフト運転技能講習、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習、車両系建設機械(基礎工事用)運転技能講習、不整地運搬車運転技能講習、高所作業車運転技能講習などの業務です。



玉掛け特別教育とは


玉掛け作業特別教育とは、登録教習機関や各事業所などで実施されている、吊上荷重1t未満の移動式クレーン、クレーンデリック、揚貨装置の玉掛け作業を行うための特別の教育です。

研修の費用は15,000円〜20,000円前後が相場です。都道府県や教習機関にもよりますので最寄りの教習機関にご相談してください。


玉掛け特別教育の講習内容


玉掛け特別教育の講習内容は学科・実技で合わせて10時間の内容になっています。


学科(6時間)

  • クレーンなどに関する知識:1時間

  • クレーンなどの玉掛けに必要な力学に関する知識:2時間

  • クレーンなどの玉掛の方法:2時間

  • 関係法令:1時間


実技(4時間)

  • クレーンなどの玉掛け: 3時間

  • クレーンなどの運転のための合図:1時間



玉掛け技能講習とは


玉掛け技能講習とは各都道府県の登録教習機関で実施される学科(2日間)、実技(1日)で構成された講習となります。

学科、実技ともに修了試験があり修了することで就業制限業務にあたる「吊上荷重1t以上を含めた全ての移動式クレーン、クレーンデリック、揚貨装置の玉掛け作業」を行うことができるようになります。


研修の費用は23,000円~29,000円程度が相場です。都道府県毎の教習機関にもよりますので最寄りの教習機関にご相談してください。

玉掛け技能講習の講習内容


玉掛け特別教育の講習内容は学科・実技で合わせて19時間の内容になっています。


学科(12時間)

  • クレーンなどに関する知識:1時間

  • クレーンなどの玉掛けに必要な力学に関する知識:3時間

  • クレーンなどの玉掛の方法: 7時間

  • 関係法令:1時間


実技(7時間)

  • クレーンなどの玉掛け:6時間

  • クレーンなどの運転のための合図:1時間



玉掛け技能講習と特別教育の違いまとめ


玉掛け技能講習と特別教育の違いをまとめた表は次のとおりです。


玉掛け技能講習は「「吊上荷重1t以上を含めた全ての移動式クレーン、クレーンデリック、揚貨装置の玉掛け作業」、特別教育は「吊上荷重1t未満の移動式クレーン、クレーンデリック、揚貨装置の玉掛け作業」が対象になっていて比例して講習時間や講習費用が異なっています。

玉掛け特別教育

玉掛け技能講習

吊上荷重

1t未満

1t以上

講習時間

合計 10時間

学科6時間・実技4時間

合計 19時間

学科12時間・実技7時間

講習金額

15,000円〜20,000円

(テキスト代・税込)

​23,000円~29,000円

(テキスト代・税込)


玉掛け技能講習・特別教育の修了者の就職


玉掛け技能講習や特別教育の修了すると玉掛け作業に従事することができるようになるので就職先としては、建設業、倉庫業、製造業、運送業など様々なジャンルへ挑戦することができます。クレーン作業のある業界であれば、玉掛け技能講習や特別教育を活かして活躍することが出来るので是非玉掛け技能講習や特別教育を受講してみてください。





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