建設業の講習で取れる資格とは?現場で本当に役立つ資格を徹底解説
- 下関トレーニングセンター
- 1月24日
- 読了時間: 4分
更新日:6 日前
建設業界では、「講習を受けることが要件とされている資格」が数多く存在します。
これらの資格は、現場の安全確保だけでなく、法令遵守・業務効率化・キャリアアップの観点からも非常に重要です。
本記事では、講習を受けることが要件の1つとされている資格を、建設業の講習で取れる資格と定義して、その種類・内容・メリットを分かりやすく解説します。
これから資格取得を考えている方、社員に講習を受けさせたい事業者の方は、ぜひ参考にしてください。
建設業で「講習によって取得できる資格」が重要な理由
建設現場では、労働安全衛生法により
「資格や講習を修了した者でなければ従事できない作業」が定められています。
無資格作業のリスク
労働安全衛生法違反による是正勧告・罰則
労災事故発生時の会社責任増大
元請・発注者からの評価低下
入場制限や現場退場の可能性
そのため、講習で取得できる資格の把握と計画的な受講は、建設業経営において欠かせません。
建設業の講習で取れる資格の種類一覧
建設業の資格は、大きく以下の3つに分類されます。
資格の区分
技能講習
特別教育
安全衛生教育・その他講習
それぞれの特徴と代表的な資格を見ていきましょう。
技能講習で取れる建設業の資格
技能講習とは
技能講習は、一定の危険性を伴う作業に従事するために必要な講習で、
修了すると修了証(資格証)が交付されます。
講習で取れる資格①:玉掛け技能講習
対象作業
クレーンや移動式クレーンで荷を吊る作業
取得メリット
建設現場での需要が非常に高い
未経験者でも取得可能
多くの現場で必須資格
講習内容
学科(力学・関係法令)
実技(玉掛け作業方法)
講習で取れる資格②:小型移動クレーン運転技能講習
対象作業
吊り上げ荷重5トン未満の移動式クレーンの運転
ポイント
玉掛け資格とセットで求められることが多い
現場作業の幅が広がる
講習で取れる資格②:フォークリフト運転技能講習
対象作業
最大荷重1トン以上のフォークリフト運転
活躍現場
建設現場
資材置場
倉庫・工場
建設業では、フォークリフト資格保有者=即戦力と評価されやすい資格です。
講習で取れる資格③:車両系建設機械運転技能講習
対象機械
バックホウ
ブルドーザー
ローダー など
対象工事
掘削
整地
積込み・運搬
土木工事では必須級の資格で、公共工事でも評価対象になります。
特別教育で取れる建設業の資格
特別教育とは
比較的危険性が低いが、安全知識が必要な作業について行われる教育です。
修了証は交付されますが、技能講習より短期間で取得できます。
講習で取れる資格④:高所作業車運転特別教育
対象
作業床高さ10m未満の高所作業車
活躍現場
外壁工事
電気・設備工事
看板設置
講習で取れる資格⑤:テールゲートリフターの操作の業務に係る特別教育
対象
パワーゲート付きトラックの操作
物流だけでなく、建設資材の搬入作業でも重要性が高まっています。
講習で取れる資格⑥:研削といしの取替え等の業務に係る特別教育
対象
グラインダー作業
事故が多い作業のため、現場での受講義務化が進んでいる資格です。
講習で取れる資格⑦:フルハーネス型安全帯使用作業特別教育
対象
高さ2m以上での墜落制止用器具使用作業
現在の建設現場では、ほぼ必須の講習となっています。
安全衛生教育・その他の建設業向け講習
講習で取れる資格⑧:職長・安全衛生責任者教育
現場のリーダー向け
若手職長にも必須
元請からの指定が多い
講習で取れる資格⑨:足場の組立て等作業主任者技能講習
足場工事の管理者資格
下請・元請ともに重要
建設業の資格は「会社で取得させる」べき理由
事業者側のメリット
労災リスクの低減
法令遵守の徹底
若手社員の定着率向上
元請・発注者からの信頼アップ
助成金の活用
一定の条件を満たせば、
人材開発支援助成金などを活用して講習費用を軽減できる場合もあります。
未経験者・新人でも取得できる建設業資格
建設業の講習資格の多くは、
学歴・経験不問で取得可能です。
未経験者におすすめの講習で取れる資格
玉掛け技能講習
小型移動式クレーン運転技能講習
フォークリフト運転技能講習
テールゲートリフターの操作の業務に係る特別教育
資格取得は、未経験者が現場で評価される最短ルートでもあります。
建設業の講習で取れる資格の資格取得は計画的に進めよう
建設業では、
「資格がない=作業ができない」というケースが少なくありません。
そのため、
現場に必要な資格の洗い出し
社員ごとの受講計画
定期的な資格更新・教育
を計画的に行うことが重要です。
まとめ|建設業の講習で取れる資格は現場と将来を守る
建設業の講習で取れる資格は、
安全・法令・信頼・キャリアのすべてに直結します。
現場で必要な資格を把握する
講習で確実に取得する
会社全体で資格管理を行う
これが、これからの建設業に求められるスタンダードです。
資格取得や講習計画に不安がある場合は、
早めに専門機関や講習実施機関へ相談することをおすすめします。



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